■カーヌスティ


聖地セントアンド リュースから車で北上すること1時間弱、北海に面した小さな田舎町カーヌスティの町はずれにそのリンクスはあります。
ゲーリー・プレイヤーが「世界で最も 難しいコース」と評したチャンピオンコースは全英オープン開催コースで最も難しいと言われ、その難易度の故、数々のドラマを生んできました。有名なのは 1999年の全英オープン。無名のフランス人ヴァン・デ・ヴェルデ が最終日2位に3打差をつけて18番パー4へ、優勝をほぼ手中にしながらそのティショットを大きく曲げ隣のホール へ打ち込みリカバリーショットが深いラフに、そこからの3打目をグリーン手前のクリークにいれ1打罰、グリーンを狙うも哀れボールはバンカーへ、結局6オ ン1パットのトリプルボギーでプレイオフとなり、こちらも無名の新人・地元スコットランドのポール・ローリーに敗れるという大波乱。
2007年に再び舞台 がまわって来た時も同じ最終日18番でドラマが・・・。1打差トップだったハリントンがダブルボギーをたたきホールアウト、土壇場で再びトップに立ったガ ルシアが1m弱のパーパットを入れれば優勝というシーン(彼にとって初のメジャータイトル)、しかしこのパットを外してプレイオフへ。命拾いしたハリント ンが結局優勝を決めました。


全英チャンピオンというプレッシャーが最終18番でショットを乱すのか、勿論それも頷けますがそれだけでない魔物がこのカーヌ スティに潜んでいるのです。それは蛇のように17番、18番を徘徊しているバリーバーン(小川)、17番ではフェアウェイを2度横切り、18番ではファア ウエイから左ラフに流れグリーン近くで大きく右に90度曲り、グリーン手前にクリークを作る。17番ではティショットの、18番では2打目 のクラブをころころを向きを変える風、時には暴風の中で選択するのは至難の業、それも全英タイトルがかかった最終2ホールという緊張の中ではトッププロと いえどもさまざま事が脳裏を駆け巡るのでしょう。そのかすかな不安がショットの僅かなぶれにつながり、この蛇の餌食になるのです。尤もさんざんなスコアで 17番なんとかたどり着けた我々には、このようなプレッシャーはありません。ただひたすらにボールが川を超えてくれることを願うのみです。距離もたっぷり とあり並みのゴルファーでは全く歯が立たないカーヌスティですが、全英オープンの奥深さを体感するにはお勧めのコース、セントアンドリュースにも近いので 聖地訪問の際にはぜひ旅程の中に。旅の中から忍耐を学ぶこともあります。










**********************************
フェアウェイ ゴルフツアー・ゴルフ旅行
フェアウェイ
**********************************