■アルバ連載中 ターンベリー


ロイヤル・トゥルーン、プレストウィックを後に海岸沿いを南へ走ること30分、海を見下ろす小高い丘の上にオレンジの屋根をもつ白亜の建物が見えてきます。それが100年を越す伝統を誇る高級リゾート「ターンベリー」。



その長い歴史の中には、世界大戦中に接収されゴルフコースが滑走路となったり、バブル期には日系企業に買収された事もありましたが、ホテルは超然としてクラシカルな雰囲気を今に伝えています。真偽はともかく日本の名門「川奈ホテル」はこのホテルをモチーフにして開業したとか、建物の雰囲気も海を見下ろす感じも何となく似ています。



ここターンベリーには全英オープン開催コースのアイルサとPar72のキンタイヤがあり、アイルサは原則としてメンバーかホテルゲストのみがラウンド可能かなり値段が張りますが英国流ホスピタリティ溢れるホテルでの宿泊も最高の旅の思い出になるはずです。さてアイリスコースについて、全英オープン開催コースの中でもここの素晴らしさはズバリ「景観」。遠くにお椀をひっくり返したようなアイルサ島がぽっかりと浮かび、白亜の灯台の崖下には荒い波と波頭が飛び散り、波のようにうねるフェアウェイが陰影をつくり、ラフの長い草木が海風を受けてさざめく、ラウンド中に目に映る風景はため息が出るほど美しい。この美しさに魅了されて散々なスコアだったのは私だけではありません。前回のターンベリー(2009年)ではタイガーも石川遼も予選落ち、目が悪くなったワトソンがプレイオフだったのも理由があったのです。







冗談はさておきスコットランド西海岸編の番外をご紹介。天気がいいとターンベリーからも見える対岸にあるキンタイヤ半島、その半島の先端に幻のリンクスと呼ばれる「マクリハニッシュ」があります。余りにも便が悪く全英の舞台になったことはありませんが、オールド・トム・モリス設計の風格と伝統では他の全英開催コースに勝るとも劣らず。特に圧巻は1番、満潮時にはダイナミックな海越えとなり、干潮時には巨大なバンカーに大変身。リンクスマニア垂涎のコースですが西海岸からフェリーを乗り継ぐこと2回、長細いキンタイヤ半島をひた走り8時間後に到着です。ここでのラウンドの為だけに更に3泊は必要、でもその価値は十分過ぎるほどあるでしょう。










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