■アルバ連載中 第1回全英オープンを開催したリンクス プレストウィック


プレストウィックは1860年の第一回大会から12回まで連続で全英オープンが開催された由緒正しいリンクス。
その後も1925年まで24回も全英オープンがここで開催されましたが、この年を最後に全英の舞台から姿を消しました。



ここを訪れるとなんとなく古戦場のような寂寥感があるのもこのような歴史があるから、いやいや本当に荒涼としているのです。重厚なクラブハウスの隣は線路と古びた駅舎、後ろにはB&Bが数軒、街にはパブがちらほら、ここに何万人のギャラリーが押し寄せていた当時の面影はありません。



それでもコースは一級品、リンクスの醍醐味を十分に堪能させてくれます。名物ホールの1番「RAILWAY」は文字通り線路に沿ってレイアウトされています。右側に線路が走り左は深いラフ、右に行けばOB,左に行けばロスト、1番からこのプレッシャーは厳しい。おまけにティグランドの右にはプレストウィック駅のプラットフォーム、列車を待つ人がこちらを見つめています。



伝統の重み、初めてのコース、見つめるギャラリー(?)、その中での最初のティショットは誰でも緊張してコチコチ、案の定ボールは哀れにも線路の中に消えていきました。キャディに列車に当たることはないのか、と訪ねると「当たるとフェアウェイに戻ってくる、それを狙え」とニヤニヤ、嫌味なキャディにあたったと残念がってもここはキャディがいないと全くスコアがまとまりません。何せ全くのブライドホールが2つ、ティからグリーンが見えない為キャディの指す方向を信じて打つしかありません。



グリーン脇には大きな鐘がありホールアウトすると鐘を鳴らし後ろの組にグリーンが空いたこと知らせる仕組み、リンクスにしてはかなり凹凸があり、加えて長いラフ、硬いアンジュレーションのあるフェアウェイ、早いグリーン、そして海風、さすが全英開催コースだけあって楽をさせてくれません。1番の緊張が18番まで続き、終わったときはくたくた、体を引きずってクラブハウス裏のB&Bに転がり込み熱いシャワーを。でもここの小さなレストランでスコットランドの郷土料理「ハギス」とモルトを戴くとまた元気が出るのですね。次回は高級リゾート「ターンベリー」に向かいます。









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